ヴィッセル神戸は、21日に行われたJ1リーグ第14節で湘南ベルマーレに2-1で敗れた。
今季の神戸は開幕から勝利に見放され、下位に沈んでいる。第13節で初勝利をあげたもののこの日同じく下位に沈む湘南との直接対決に敗れ、再び最下位に転落した。
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試合後、神戸に所属する元日本代表DF酒井高徳は「頭が寝ている選手が何人かいた」と憤りをあらわにした。
酒井高徳(ヴィッセル神戸DF)
「立ち上がりで頭が寝ている選手が何人かいましたし、明らかに試合に入ってなかった。
ルーズボールに対しても、自分が先に触れるのに相手に触られたり、気づいてなくて抜かれたりとか、リアクションしてしまって相手の方が先に触ったりした。
やはりボールを持っているときは自分たちがアクションしなければいけないですし、ボールに対してリアクションする。守備のときも逆で、リアクションしてアタックしなければいけないのに、リアクションだけで終わっている。
だからこそ自分は、「最初の1分からこの試合がどういう立ち位置の試合なのかちゃんと理解している人がいるのか?」と思うところがありましたので、ピッチ内でそういう声をかけました。
(中略)軽い気持ちで入ってしまったら難しい試合になるというのは、Jリーグじゃなくてもアマチュアでもサッカーをやっている人間ならすぐに分かることです。心の準備ができていたのかとおのおのが考えなければいけないと思います」