英国のサッカー界でゲイであることを公表した選手が30年ぶりに現れたと話題になっている。
2部ブラックプールに所属する17歳のジェイク・ダニエルズだ。
彼は『Sky Sports』のインタビューで「ブラックプールは本当にすばらしい。チームメイトたちはみんな応援してくれるし、背中を押してくれる。どれほど気にかけてくれるかが分かる素晴らしい反応だった。キャプテンは『君を誇りに思うよ』と言ってくれた」などと話していた。
ただ、ダニエルズのカミングアウト後、チームメイトのSNS投稿が物議を醸していた。
現在25歳のDFマーヴィン・エクピテタが、17歳当時に行ったツイートが拡散されたのだ。
ナイジェリアが同性婚を違法にしたことにいいねしていたほか、テレビドラマに登場する同性愛者の多さを批判するなどしていた。
エクピテタはそれらのツイートを削除したうえでこう謝罪している。
「攻撃的で完全に間違っていた言葉を心から謝りたい。
昨日はジェイクのことを誇りに思ったし、サッカー界にとってとてもポジティブな瞬間だった。
自分が17歳当時にしたコメントを恥ずかしく思う。
10年近く前になるので、いまの自分が人として、チームメイトとして持っている価値観や信念は全く反映されていない。
サッカーは誰もが自分らしくいられるべき場所。自分が過去にしたコメントがそうでないことを示唆しているのは腹立たしい」