プレミアリーグでリヴァプールと熾烈な優勝争いを展開しているマンチェスター・シティ。
先日には、10年前の伝説的優勝に貢献したセルヒオ・アグエロの偉業を讃える銅像がお披露目された。
2011-12シーズンの最終節、シティはQPRに劇的な逆転勝利を収めて、宿敵ユナイテッドから優勝をかすめとった。
後半アディショナルタイムの段階では1点をリードされていたが、92分にエディン・ジェコ、94分にアグエロがゴール奪取。プレミア史上に残るミラクルだった。
そうしたなか、当時ユナイテッドに在籍していたウェイン・ルーニーの発言が話題になっている。『The Sun』の動画インタビューでこう述べていたのだ。
ウェイン・ルーニー
「(QPRのGK)パディ・ケニーは2つのゴールでもっとうまくやるべきだったよ。
シティが2点目を決めた後、QPRはすぐにボールを蹴り返してしまった。それが決して疑問視されていないのは、おかしい気がするね。
(QPRのFW)ジブリル・シセは試合後にシティの選手たちと一緒にお祝いしていた。
ただ、プレミアリーグの歴史的瞬間であることは間違いない。
ユナイテッドの選手としてそれに関わっていないとしても、このリーグでもっとも偉大な瞬間のひとつだろうね」
後半アディショナルタイムにジェコが同点ゴールを決めた直後、QPRはすぐにシティにボールを渡してしまったと指摘。それを奇妙だと感じているとか。QPRがもっとうまく時間を使ってくれれば、ユナイテッドが優勝していたのに…という思いがあるようだ。
ただ、それでも歴史的な瞬間であることは認めている。また、ルーニーはとても穏やかな表情で語っており、いまさら怒っているわけではない。