今季も悲願であるUEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たせなかったマンチェスター・シティ。
かつてライバルクラブでプレーした選手たちからはジョゼップ・グアルディオラ監督の手腕を揶揄する声があがっている。
元ユナイテッドDFパトリス・エヴラは「ペップは個性の強い選手を指導できない。シティは金だけ」と批判。同じく元ユナイテッドのディミータル・ベルバトフは、シティには勝利のメンタリティがないなどと指摘。
また、元レアル・マドリーのクラレンス・セードルフも「PSGと同じようにシティにはメンタリティがない。レアルのメンタルは10年程度でできたものではない」と述べていた。
そうしたなか、ペップがこれらの批判に反応。2011年CL決勝でバルセロナがユナイテッドを3-1で粉砕したことを振り返ってこう述べていた。
ジョゼップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)
「チャンスを逃した後に2分で2失点したら個性がないのかい?
我々は最近4試合で19ゴールを奪っているが、素晴らしい個性がない?申し訳ないが、まったく同意できない。
レアル戦に負けた時も個性や性格は我々が長年持っているものと変わりない。
ベルバトフやセードルフ、エヴラら特別な元選手たちと私は対戦したことがある。
我々がCL決勝でユナイテッドを破壊した時もそういう個性の選手はいなかった。同じ個性と性格だ」
当時のユナイテッドにもバルサ相手にメンタリティを見せられた選手はいなかったと反撃していたようだ。
🔵🔴 Iconic display by Leo Messi in 2011 #UCL final at Wembley ⚽️#MondayMotivation | @FCBarcelona pic.twitter.com/gFdiIGRndU
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) July 20, 2020
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なお、エヴラはそのバルサ戦に先発出場したが、ベルバトフはベンチ外。プレミアリーグ得点王だった当時の彼はサー・アレックス・ファーガソン監督からベンチ外を知らされた際に胸が張り裂けそうだったと明かしている。