FC岐阜は6日、「三浦俊也監督との契約を双方合意の下で解除した」と公式発表した。

J3所属ながら、今季田中順也や宇賀神友弥などのビッグネームを獲得して大きな話題を集めたFC岐阜。

実績ある選手が揃ったチームを三浦俊也監督が率いて戦うことになったが、開幕から7試合で2勝1分け4敗と結果が出ずにいた。

とくにこの3試合は松本山雅FC、カマタマーレ讃岐、そして藤枝MYFCに3連敗しており、J2昇格に向けてはかなり厳しい状況が続いている。

そして今回FC岐阜は三浦俊也監督との契約を解除し、ヘッドコーチを務めていた横山雄次氏が指揮官に昇格することを発表した。

なお、ヘッドコーチにはGKコーチを務めていた工藤輝央氏が、GKコーチにはアカデミーGKコーチだった岩田敦史氏がそれぞれ昇格するとのこと。

横山雄次氏は大宮アルディージャで現役を引退した後、三浦俊也監督の下でトップチームコーチを務めていたこともある人物。

2012年に大宮を離れてからはブラウブリッツ秋田や栃木SC、長野パルセイロの監督を務めていた。

代表取締役社長の小松裕志氏は、この監督交代について以下のように説明を行っている。

小松裕志

「今シーズンもチームに対して変わらぬ大きな期待、サポートをいただいておりますが、現在リーグ戦7試合を終えて、2勝1分4敗で当初の期待を大きく下回る結果となっており、結果でお応えできていない現状を心よりお詫び申し上げます。

このような状況をふまえ、少しでも早いタイミングで修正する必要があると考え、監督交代という苦渋の決断をいたしました。

三浦さんには昨年9月のチーム統括本部長兼テクニカルダイレクター就任から、今シーズンの監督に至るまで、新型コロナウイルス感染症による影響などでチーム運営が難しい状況の中でも、熱心に指導にあたっていただき、大変感謝しております」

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なお、FC岐阜の次の試合は5月15日に行われるSC相模原戦となっている。

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