チリサッカー連盟(ANFP)は、エクアドル代表チームに違法な選手が含まれていたとしてFIFAに訴えを起こしたとのこと。
『Globo』によれば、問題となっているのはエクアドル代表の一員として南米予選の8試合に起用されたDFバイロン・カスティージョという選手。
バルセロナSCに所属している彼は、エクアドルのプラジャスで生まれた23歳の右サイドバックである。
ただ今回のチリサッカー連盟の訴えによれば、バイロン・カスティージョが生まれたのはコロンビアのトゥマコという街であるという。
バイロン・カスティージョは実際にエクアドルサッカー連盟によって「登録に不規則性がある」との疑いで調査を受けたことがある選手。
しかしその際にはエクアドルの司法当局がバイロン・カスティージョの身元は証明できるという文章を送付し、問題はないと結論付けていた。
もしバイロン・カスティージョが違法な情報で登録されていたとなれば、彼がプレーしていた試合での結果はすべて没収される。
彼と対戦していた相手が3ポイントを獲得するとなった場合、エクアドルはワールドカップ出場権を失い、偶然にも逆にチリが4位に浮上することになるという。