アンフィールドで行われたリヴァプールとのマージーサイドダービーに2-0で敗れたエヴァートン。

Optaによれば、エヴァートンは前半のパス数がわずか32本しかなかったという(2006年のワトフォード以来となるワースト記録)。

リヴァプールのレジェンドであるグレアム・スーネスも「彼らは選手に前に出て、サッカーをプレーすることを求めることなく、全員が自陣内に下がっていた」とあまりに守備的だと指摘していた。

そうしたなか、この試合で73分間プレーしたエヴァートンMFアランのパス数が話題になっている。

『Statszone』によると、アランは6本中2本のパスしか通せなかったという。しかも、そのうち1本は前半キックオフ時のもの。海外のファンたちは「MFがそんなこと可能なのか?」などと反応している。

ただ、『WhoScored』のデータでは、アランのパス数は5本(成功率は20%)。それでもかなり少ない…。

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この日はリヴァプールが7割以上のポゼッションしていたこともあり、両チームのパス数は対称的なものになっている。

リヴァプールで最もパスが多かったのは、ティアゴ・アルカンタラの121本(成功率98.4%)。一方、エヴァートンで最多だったのは、DFヴィタリー・ミコレンコの25本だった(成功率60%)。

現在18位と降格危機に瀕しているエヴァートンだが、逆転での残留を果たせるだろうか。残り5試合の対戦相手は、チェルシー、レスター、ワトフォード、ブレントフォード、クリスタル・パレスだ。

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