ピッチ外の話題で渦中の人物となっているバルセロナDFジェラール・ピケ。
彼や三木谷浩史らが創設した「Kosmos」はスペインのスーペル・コパをサウジアラビアに移管する手数料として計2400万ユーロ(32億円)を得ていたことが判明した。また、リオネル・メッシの存在も利用していたとされている。
そうしたなか、『ABC』はピケがバルサ内で「裏切り者」扱いされていたと報じた。
2年前、バルサは新型コロナウイルスによる財政的ダメージを受け、選手たちが大幅な給与カットを受け入れた。その際、ピケはキャプテンの一員としてバルトメウ会長と交渉し、給与カットに反対する選手たちの説得に当たっていた。
だが、ピケは2020年10月に契約を結び直した際、2024年までにバルサから4100万ユーロ(57億円)以上の報酬を得る契約を結んでいたという。
チームメイトたちがそれを知った後、ロッカールームのボードに「裏切り者」という文字が書き殴られたそう。
2018年に4人いるキャプテンのひとりになったピケだが、選手たちが彼を選んだわけではなく、単なる年功序列。実際、ピケの態度に不満を持つチームメイトたちもいるとのこと。
また、メッシとピケとの関係も悪化しており、現在は互いに口をきかない状態だとか。