Nikeは6日、新スパイク『マーキュリアル ヴェイパー ネクスト ネイチャー』を発表した。

Nike Mercurial Vapor Next Nature

『マーキュリアル ヴェイパー ネクスト ネイチャー』は、重量比で50%以上の再生材を使用。人気の「マーキュリアル」シリーズでプレーヤーをさらに高めるだけでなく、地球とスポーツの未来を守ることを考えて新しく作られている。

シャーシ、ヒールカウンター、ミッドソールプレート、アッパーは、製品生産中に発生した廃棄物を活用した再生素材を100%使用。新しい素材を使うことだけが世界最高のサッカー選手に最高のパフォーマンスを提供し躍進させてくれる、という既存の概念を裏切るスパイクとなっている。

シューズの土踏まず側に、クラシックなNikeのサンバーストロゴがあしらわれたこのスパイクは、製品原料に使用する廃棄素材をこれまでの10倍にする、というNikeの2025年に向けた目標の一つを念頭にしたサステナブルなデザインだ。

ノルウェー代表のストライカー、エイダ・ヘゲルベルグは次のように語っている。

「ナイキ マーキュリアル ヴェイパー ネクスト ネイチャーは、足とスパイクの密着、スピード、素早いターンという、マーキュリアルのデザインに求められる要素を満たすだけでなく、同時に私たちが愛する地球への負荷を抑えるというニーズに応えるために新しい工法を取り入れています」

『マーキュリアル ヴェイパー ネクスト ネイチャー』にはランニング以外のNikeシューズで初めてフライプリントを採用。スパイクのスキン(皮膜)にフライプリントを使用することで、デザイナーが精密に指定した量の素材を使った3Dプリントを施すことが可能になった。

また、フライプリントを活用したスパイクはこれまでのニットあるいは布帛素材よりも軽く、通気性にも優れ、ほとんど水を吸収することがないという。

この『マーキュリアル ヴェイパー ネクスト ネイチャー』から学んだことは、今後すべての「マーキュリアル」に活用される予定。2022秋シーズンに展開するほとんどのマーキュリアルは20%以上の再生材料を使用して作られることになる。

【関連記事】PUMAが単独トップ!日本代表の着用スパイクまとめ(2022年3月)

『マーキュリアル ヴェイパー ネクスト ネイチャー』は、4月18日よりNike.comとNike Appにてメンバー限定で発売される。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい