2月24日にスタートしたロシアによるウクライナ侵攻。各地で激しい戦闘が行われ、数多くの被害が発生している。
それに従って、ウクライナではサッカーをはじめとしたスポーツ活動は完全に停止されており、選手も軍に入るもの、国外に脱出するものなどでバラバラになっている。
しかし今回、そのウクライナ侵攻以来初めて、同国のチームが公式戦を行うことができたとのこと。
試合に出場したのはディナモ・キーウのU-19。木曜日にUEFAユースリーグ・ベスト16でスポルティング・リスボンと対戦し、1-2と敗戦することになった。
会場はウクライナが使えなかったことからルーマニアのブカレストに移されていたが、そこにはディナモ・キーウのトップチームに所属する選手やオーナーなど2000人が駆けつけ、歴史的な試合を見守ったという。
🇺🇦 The @DynamoKyiv and @Sporting_CP players came together in solidarity before today's #UYL tie in Bucharest.#Football4Ukraine pic.twitter.com/X3Asyl9b3Q
— UEFA (@UEFA) April 7, 2022
Dynamo Kyiv owner Surkis, along with various club officials and players from the seniors' side are attending the match against Sporting. Captain Sydorchuk is also in the stands. pic.twitter.com/oJB5QiOSw9
— Emanuel Roşu (@Emishor) April 7, 2022
また、試合前にはウクライナの国旗を身にまとったディナモ・キーウの選手たちとスポルティング・リスボンの選手がともに写真を取り、連帯の意思を示していた。
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