今季限りでパリ・サンジェルマンとの契約が満了となるキリアン・エムバペ。

クラブ側は彼に強く残留を求めていると伝えられているが、まだ交渉は合意に至っておらず、エムバペ側からもなんのアナウンスも出されていない。

『Deportes Cuatro』によれば、パリ・サンジェルマンの会長ナースル・アル・ハライフィは、白紙の小切手を用意してエムバペと交渉したものの、それに失敗したという。

それを受け、今度はカタールの首長、フランス大統領のエマニュエル・マクロン、さらに元大統領のニコラ・サルコジらの支援を受け、さらなる「札束攻勢」をかけているとのこと。

現在提示されているオファーは2年間の延長で、給与は年間5000万ユーロ(およそ67.4億円)であるとのこと。

そして契約時にはボーナスとして1億ユーロ(およそ134.7億円)が支払われるという条件がついており、2年間でなんと2億ユーロ(およそ269.4億円)の報酬が約束されるとのこと。

しかも、肖像権収入に関してはすべてエムバペ側に渡されるという異例の好条件になるらしい。

さらにパリ・サンジェルマンは、エマニュエル・マクロン大統領から「2024年に行われるパリ五輪の大使としてエムバペを任命する」という約束を取り付けているとも。

【動画】来季の去就について「新しい要素があるから考えている」と答えたエムバペ

お金とは関係なくレアル・マドリーへの移籍を望んでいるとも言われるキリアン・エムバペ。パリ・サンジェルマンとの「巨額契約」に合意する可能性はあるのだろうか…。

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