あの元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバの息子が、今「行方不明」の状況にあるという。
ドログバの息子はイサーク・ドログバという名前で、今年21歳になるストライカーだ。
チェルシーの下部組織でプレーした後ギャンガンのユースに移籍した経験を持ち、昨年はイタリアのカラテーゼというクラブに所属していた。
そして今季はポルトガルリーグのアカデミカ・コインブラと契約し、Bチームに登録されてプレーしていた。
しかしながら『ZeroZero』の報道によれば、彼は昨年末から行方がわからず、連絡もつかない状況になっているとのこと。
イサークは昨年末に「中等学校の試験を受けなければならないので、しばらくフランスに戻る」と言いチームを離脱。
しかし予定されていた復帰日に顔を見せることがなく、それ以降は連絡も途絶えてしまったそうだ。
アカデミカ・コインブラのBチームで監督を務めているミゲウ・カルヴァーリョは以下のように話していたという。
ミゲウ・カルヴァーリョ
「彼は面白い選手で、スピードがあり、技術的にも高いストライカーだったが、成長するためには時間が必要だった。
国外から来る選手には時間が必要なものだが、それがなかった。彼が戻ってくるかどうかはわからない。クオリティはあるのに、すこし怠惰なのが残念だ。
合流日については合意していたが、彼は現れなかった。これ以上は何も聞いていない」
またルームメイトでもあったマテウス・パルメリオも以下のように話しているという。
マテウス・パルメリオ
「Bチームはトップに呼ばれていないU-19とU-23の選手で構成されており、非常に激しい競争の場だ。
イサークはクオリティの高い選手だが、トレーニングへの献身が足りず、怪我もあって数週間チームから離れていた。
彼は奇行や傲慢さがあるわけじゃないんだ。イサークの特徴は、ある種の無関心と、一定の自己満足なんだ」
イサークについては、性格的にあまりプロサッカー選手に向いていない部分がある…とも語られているようだ。
なお、ディディエ・ドログバのSNSにも昨年末からイサークは登場していないが、誘拐や失踪は報告していないため、ただ隠れているだけではないかと推測されている。