堂安律が所属しているPSVアイントホーフェンは、「来季の監督としてルート・ファン・ニステルローイ氏と招聘した」と公式発表した。
エールディビジで現在アヤックスに次ぐ2位につけているPSVであるが、監督を務めているロジャー・シュミット氏が今季限りで退任することが決まっていた。
そしてその後任が誰になるのか注目されていたが、リザーブにあたるヨングPSVの指揮官であったルート・ファン・ニステルローイ氏が選出されることになった。
ルート・ファン・ニステルローイ氏は今年45歳。かつてはオランダ代表のエースストライカーとして活躍し、マンチェスター・ユナイテッドやレアル・マドリーなどでプレーした。
彼が選手として才能を開花させたのが1998~2001年に所属したPSVアイントホーフェンでのプレーで、怪我に苦しめられながらも67試合で62ゴールという記録を残している。
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2012年に現役を引退後はオランダ代表のアシスタントコーチを務め、その後古巣のPSVアイントホーフェンに復帰。そのユース年代で指導を行っていた。
ルート・ファン・ニステルローイ
「PSVの監督になることは常に私の夢だった。過去数年間、GMのトゥーン・ヘルブランズとともに働いてきた。プロチームのコーチになれることは確信していたが、経験を積むためにあと1年は必要だと思っていた。
しかし時には物事が予想よりうまくいくことがある。そして人生を完全に管理できないことがあると気づく。次のステップを踏み出すのに適切な時間が来た。
PSVはこの夏に新しい道を歩む準備ができている。そして私はその中で自分の役割を果たす準備ができているのだ」
ファン・ニステルローイはPSVアイントホーフェンと3年間の契約を結んだとのこと。