各地で行われたインターナショナルマッチ。オランダは地元アムテルダムで行われたデンマークとの親善試合に4-2で勝利した。

この一戦でキャプテンであるフィルヒル・ファンダイクが見せた振る舞いが話題になっている。車いすの少年にサイン入りボールとユニフォームをプレゼントしていたのだ。

さすが、キャプテン!

ただ、この試合ではいくつかの問題も起きている。試合後のピッチに少女が無断侵入し、オランダ代表DFデイリー・ブリントからユニフォームをゲットした。

ただ、この試合のユニフォームはウクライナ支援のためにオークションにかけられる予定だったこともあり、オランダサッカー協会はこの行為に苦言を呈している。

オランダサッカー協会

「試合前後のピッチに立ち入ることは、不快かつ危険な状況を生み出しかねない。

選手と警備員にとって、こういう行為をする人間の意図や年齢を判断することは難しい。

いずれにしろ、模倣犯を誘発するものだ。だから、国際的に禁止されている。

オランダサッカー協会はこれまでもUEFAとFIFAから処分を受けている」

『RTL Nieuws』によれば、手元に残っていたブリントのユニフォームにはオークションで700ユーロ(9.4万円)の値がついているほか、ファンダイクの物には、1802ユーロ(24万円)という最高価格がついているという。

また、この試合では心停止を乗り越えて代表復帰したデンマーク代表クリスティアン・エリクセンがゴールを決めた。彼は試合後のインタビュー中に観客からコインを投げつけられたが、オランダサッカー協会は加害者を特定するとしている。

【動画】最低最悪…糞バカ!エリクセンへのコイン投げつけシーン

このコイン投げつけ行為は「最低最悪の行為」、「糞バカ」と物議を醸しているほか、エリクセン本人も「コインを投げつけられたと感じた。幸いにも背中と肩に当たった。バカとしか言いようがない。何がしたいのか分からない。彼は僕のユニフォームを買いたかったのかもね」と呆れていたとか。

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