オーストラリア代表との決戦を前に、日本代表のMF久保建英(マジョルカ)がオンラインでの会見に臨んだ。
今回の代表戦は主力のDF酒井宏樹(浦和レッズ)、FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)がいずれもケガによって欠場する。
長年チームを牽引してきた二人だけにその影響も心配されるが、久保は「今いる選手で戦っていくのがベスト」と一蹴した。
久保建英(日本代表MF)
「大迫選手がいない。酒井選手がいないと言われますけど、基本的に誰が出ても(戦える)ってチームとして掲げている中でもういない選手の話をしてもしょうがないと思います。
今いる選手で戦っていくのがベストだと思う。大迫選手がいないとかいうと例えばFWで今しのぎを削ってる上田選手と林選手に変なプレッシャーを与えることになると思います。
自分たちはいる選手でしっかり頑張らないといけない。
僕としては、彼らはFWなので点を取ってくれて勝てればいいと思いますし、もし一緒に出るチャンスがあればできるだけサポートをしていけたらいいかなと思います」
今いる選手たちをプレッシャーから守るために「いない選手を語らない」という久保。
今回でいうと23歳の上田綺世(鹿島アントラーズ)と24歳の林大地(シント=トロイデン)が大迫の代役として語られているが、「2人と一緒にピッチに立つことがあればできるだけサポートする」と20歳の久保は気遣いをみせていた。