18日の金曜日に1試合だけ行われた明治安田生命J1リーグ第5節、横浜F・マリノス対サガン鳥栖。

試合は雨が降りしきる悪天候でピッチコンディションも非常に悪い中、0-0の引き分けに終わった。

試合後の会見に出席した横浜FMのケヴィン・マスカット監督は、「振り返ることはできない」とこの一戦の総括を行わなかった。

ケヴィン・マスカット監督(横浜F・マリノス)

「正直な気持ちを言わせていただくと、『今日のゲームはどうでしたか?』と言われるような内容のゲームにはなりませんでした。

コンディションの部分もそうですし、見ても分かる通り延期にしてもおかしくないような天候だったと思います。

ご覧になって分かる通り、両チームともパスをなかなか繋げるようなピッチではなく、わざわざ(ボールを)浮かさなければいけないような状況もありました。

本当に申し訳ないのは実際にスタジアムに足を運んでくださったファン、サポーター、そしてテレビを通して楽しみにしていた方々です。

今日は“サッカー”という試合を見ることがなかなかできなくて、本当に残念な気持ちになっていると思います。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

そういう部分で振り返るような内容の試合ではなかったです」

なおこの試合を現地で観戦した野々村芳和チェアマンは、2022シーズンはW杯イヤーであり日程的に簡単には延期できない事情を明かしている。

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そのうえで「天候に関して、サッカー選手は小さい頃からそれも考慮しながらどうやったら勝てるかを考えてやってきてる」と、悪天候もサッカーの一部であるという考えを示した。

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