2022シーズンの明治安田生命J3リーグが開幕。カマタマーレ讃岐と松本山雅の一戦は、讃岐が先制したものの松本が前後半のアディショナルタイムにそれぞれゴールを記録し1-2で勝利した。
松本山雅を率いるのは日本代表のレジェンド名波浩監督。昨季J3降格の屈辱を味わったものの漢気を発揮してクラブに残留した。
試合後、名波監督は昨年9月以来の勝点3、そして開幕戦での逆転勝利に安堵しつつ今季は“カメレオン戦法”で戦っていくことを力説した。
名波浩監督(松本山雅)
「ひっくり返したという意味では素晴らしい結果だったかもしれないけど、セットプレーの2点なんで。やっぱり流れの中からもっともっと決定的なチャンスを生み出せるようにしたいなと思っています。
両ワイドがもう少し高い位置を取るために3バックというのを残り何分かだけやりましたが、これは昨年からやっていることなんでスムーズに移行できたんじゃないかなと。
まあ我々は常に挑戦者ですし、圧倒的に力があるクラブではないんで。カメレオン戦法じゃないですけどいろいろ駆使して、いろんな選手の特徴を出しながら今後やっていきたいと思ってます。
以上、なんか質問ある?」
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環境に応じて体色変化するカメレオンのように状況に応じて戦う、またそれができるチームを作っていくということのようだ。