欧州各地で行われるUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16。リヴァプールは2戦合計2-1でインテルを下して、準々決勝進出を決めた。

ただ、アンフィールドでの2ndレグは0-1でインテルが勝利している。

インテルは後半16分にラウタロ・マルティネスが追撃のゴールを決めるも、その直後にアレクシス・サンチェスが退場。スライディングでボールにチャレンジした後、足裏でファビーニョの足首をとらえてしまった。アレクシスはボールのほうに先に触れていたが、2枚目のイエローカードで無念の退場に。

元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは『BT Sport』でこう指摘していた。

リオ・ファーディナンド

「サンチェスの退場でインテルの望みは全て断たれた。

彼らは試合を取り戻すためによくやったよ。

2試合を通じて、最高のサッカーをしていた。

ただ、最前線の切れ味がなかったね。

それがこのチームに欠けているものだ。

もし、いまやっているサッカーに切れ味を備えることができれば、厄介な存在になるね」

素晴らしいサッカーをしていたとしつつ、サンチェスの退場が痛かったと指摘。また、最後の鋭さだけが足りない要素だとも述べていた。

インテルでのCL優勝経験を持つエステバン・カンビアッソも「インテルは2試合で素晴らしいパフォーマンスをした。だが、ディティールとチーム全体の強さで負けた」と指摘している。

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唯一のゴールを決めたラウタロは「自分たちらしさを示した。サン・シーロでもいいプレーをしたし、今日も難しいスタジアムでリードを奪った。次の試合を見据えて、今日のことから学んで改善したい」とコメント。

一方、ホームで敗れたリヴァプールのクロップ監督は「インテルは本当に本当にいいチームだ。とても厄介だった相手に敬意を表する」と話していた。

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