スポーツ界にも大きな影響を与えているロシアのウクライナ侵攻。

元ウクライナ代表FWアンドリー・ヴォロニンは、ロシアのディナモ・モスクワでアシスタントコーチを務めていたが、「軍隊が我が街を破壊し、市民を撃ち殺すような国に留まる可能性を見出せない」として退団を決めた。

一方、ロシアに対して沈黙を続けているウクライナのレジェンドには同胞から批判が寄せられているようだ。

批判の矛先となったのは、144試合というウクライナ代表史上最多出場記録を持つアナトリー・ティモシュチュク。42歳の彼は現役引退後、ロシアのゼニトでアシスタントコーチを務めてきた。

そうしたなか、アタランタの現ウクライナ代表MFルスラン・マリノフスキーは、Youtubeチャンネル『Денисов Time』でこう述べたという。

ルスラン・マリノフスキー(ウクライナ代表MF)

「彼本人に聞く必要がある。

コメントが難しいが、自分からすれば奇妙だ。

この状況での彼の立場を説明することはできないが、間違っていると思う。

彼がどうやって生きていくのか分からない。

ただ、彼はもはやウクライナサッカーのレジェンドではない。100%ね。

この数日で誰もが彼の功績を忘れ去った」

ロシアで置かれている状況は分からないとしつつ、もはやウクライナサッカー界のレジェンドではないと断罪していたようだ。

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ティモシュチュクは現役時代にシャフタール、ゼニト、バイエルンなどでプレーしている。

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