ブンデスリーガ10連覇を目指す王者バイエルン・ミュンヘン。

だが、格下であるボーフムとの第22節では、4-2でまさかの惨敗を喫した。バイエルンがリーグ戦で前半だけで4点を奪われるのは、1975年のフランクフルト戦以来のこと。

バイエルンのレジェンドであるローター・マテウスも守備の脆さを指摘している。『SPORT BILD』によれば、こう語っていたそう。

ローター・マテウス

「あの2人はコストパフォーマンスが見合っていない。

ダヨ・ウパメカノとリュカ・エルナンデスだ。もっと期待していた。

(本当の意味で)ウパメカノはまだ加入していない。まるで異物のようだ。

彼が加入してから、7,8ヵ月経つ。どれほど多くの時間を与えればいい?

8か月になるのにピッチ上で十分な力を発揮できていない」

「(ファウルが多く、スピードが遅いというリュカについて)

彼はバイエルン史上最も高額な選手であり、もっと要求される」

「(ドルトムント移籍を決めたニクラス・ジューレについて)

金の問題ではなかった。

彼はイングランドから2つのオファーがあり、そのうちのひとつだったニューカッスルならより多くの金を稼げた。

彼はクラブ(バイエルン)からサポートされていないと感じていた。他の選手よりも冷遇されていた」

ウパメカノとリュカのDF2人は高額な移籍金に見合った活躍を見せられていないと指摘。前者は4250万ユーロ(55億円)、後者には8000万ユーロ(105億円)の移籍金が支払われている。

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その一方でバイエルンとの契約延長を拒否したジューレが、現時点で最も安定したCBになっているのは逆説的だとも伝えられている。

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