飼っている猫への虐待動画が問題になっているウェストハムのフランス代表DFクルト・ズマ。

9日のワトフォード戦にフル出場させたクラブの判断が物議を醸しているが、14日のレスター戦でも引き続き起用される可能性がある。

【動画】これはかわいそう…ズマ、問題のネコ虐待映像

『Sky Sports』によれば、デイヴィッド・モイーズ監督はこう述べていたそう。

デイヴィッド・モイーズ(ウェストハム監督)

「彼はレスター戦で起用可能だ。

彼が出場すべきかは様々な見方や意見があるが、我々はクラブとして決断を下し、それを支持する。

(ズマに対して)クラブがこれ以上の行動を起こせるとは思わない。ウェストハムは最大額の罰金を科した。

あの行動はひどいもので、極悪非道だが、我々は彼をプレーさせることを決めたし、それを支持する。

我々はひどく失望している、あれはクルトの本来の性格とは全く相いれないものだ。

彼はとてもいい子であり、我々はできる限りの手助けをするつもりだ。

ほとんどの人間が講習を受けなければいけない飲酒運転と同じようにRAPCA(英国動物虐待防止協会)も彼に動物とどう接するかの講習を行う予定だ。

この事件はひどい。我がクラブにそれに同意しない者は誰もいなかった。

スポンサー撤退はクラブが対処するものであり、私ではない」

adidasは彼の個人スポンサーを降りているが、ウェストハムは試合出場を続けさせるようだ。

なお、大きな罰金を科されたズマだが、彼はクラブで最高給レベルとなる週給12.5万ポンド(1960万円)を稼いでいる。そのことが判明するとさらなる批判が寄せられているようだ。

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