ラ・リーガ第23節で激突するバルセロナとアトレティコ・マドリー。

4位アトレティコと5位バルサの勝点差は1ポイントしかなく、結果如何では順位が入れ替わる。

この決戦を前に両チームの指揮官が舌戦を繰り広げているようだ。『Marca』によれば、2人はこう述べていたという。

ディエゴ・シメオネ(アトレティコ・マドリー監督)

「2016年にチャビはアトレティコのスタイルはビッグクラブのそれではないと言った。

今の彼は、自分が求めるもの、イメージするもの、バルサで育ててきたものを証明することができる。

我々は彼らを傷つける試合にしたい」

「人生でひとつの状況しか経験したことがないと他の状況を理解できない。人生で状況を変えるチャンスがあった時、全てがひとつではないことを理解することができる。

彼の考えはとても立派だ。バルセロナで偉大な選手や成功者たちと生き抜く能力があったからね。

今の彼は監督としての自分を証明しようとしなければならない。それはとてもいいものになるだろう」

チャビ・エルナンデス(バルセロナ監督)

「あれはバルサのスタイルではない。フィットしない。

ファンもバルサがああいうプレーをすることを理解しないだろう。それは我々の考えではない。

それにメリットがないと言っているわけではないし、競争力もあるし、タイトルも勝ち取っている。

だが、ここではボックス内に11人を封じ込めても理解されないだろう。

それは理にかなっているし、試合に勝てる。アトレティコはそれを行った。だが、我々のスタイルではない。

彼を監督として尊敬していないわけではない。素晴らしい監督だ。これは批判ではなく、現実だ」

6年前にチャビは、「リーガではアトレティコのようにハイプレスを志向するチームが多い。それは敬意に値するし、アトレティコは完璧に実行している。だが、バルセロナのようなビッグクラブやスペイン代表がやるべきスタイルではない」というような発言をしていた。

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シメオネはそれを覚えており、今こそ監督としての能力を証明してみろとチャビに宣戦布告していたようだ。

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