カメルーンで行われているアフリカ・ネーションズカップ。

ピエール・オーバメヤングらが新型コロナウイルス感染で離脱したガボン代表は決勝トーナメント1回戦で敗退した。

『BBC』によれば、そのガボン代表チームが母国に帰国した際、空港で用具係が逮捕されていたという。

現在、ガボン政府は英紙が報じたサッカー界に蔓延する性的虐待疑惑に関する調査を行っており、この逮捕はその一環。ガボンサッカー界では未成年への性的暴行と性的虐待容疑で5人が逮捕されている。12月の時点で、ガボンのスポーツ省は、被害者は数百人規模と発表していた。

今回逮捕された用具係は容疑を否認しているが、若手選手への性的虐待や、代表チームでのポジション確保の条件としてセックスを要求したとされている。

被害者は「彼は代表チームでの将来と引き換えに性的な提案をしてきた。『我々とともにいたいなら、私に何かを与える必要がある』と。それは何かと聞いたら、『お前の尻だ』と言われた」と主張。一方、用具係は「私のイメージを汚そうとする嘘だ」と否認しているとのこと。

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ただ、被害者は「(ガボンでの未成年への性的虐待は)何十年も続いている現実」とも訴えており、実際にガボンではサッカー関係者だけでなく、テニスやテコンドーの関係者も逮捕されている。

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