2015年に発生したフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナへの脅迫事件。

彼の性的ビデオを所持したグループが金銭を脅し取ろうとした事件には、カリム・ベンゼマも関与したとされている。

昨年11月、ベンゼマには懲役1年と7万5000ユーロ(およそ960万円)の罰金を科す判決が下された。

『Le Parisien』によれば、この日、ベンゼマの銀行口座から23万ユーロ(2954万円)が差し押さえられたという。ベンゼマを含めた被告5人には損害賠償としての慰謝料15万ユーロの支払いが命じられていたほか、ベンゼマは8万ユーロの訴訟経費の支払いも命じられていた。

ベンゼマと弁護団はすでに控訴しており、この23万ユーロを支払わなかったことから、原告側は口座から差し押さえるように裁判所に請求。その結果、ベンゼマの口座は凍結されたとのこと。

ヴァルブエナの弁護士は「即時支払の判決がもたらした論理的な結果だ。我々は法定外での支払いを求めていたが、一向に実現しなかったので、次の段階に進んだ」と述べた一方、ベンゼマの弁護士は「この判決は重大で非常に不公平」と主張しており、二審での争いは続くようだ。

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ただ、ベンゼマが刑務所に収監されることはなさそうだとも伝えられている。

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