昨季のブンデスリーガで4位と躍進し、UEFAチャンピオンズリーグの出場権を得たヴォルフブルク。
だが、今季は最下位でCL敗退となったほか、リーグ戦でも11位と苦しんでいる。ケルン戦にも2-3で逆転負けを喫し、ドロ沼の6連敗となってしまった。
その試合で劇的な決勝ゴールを決めたのは、ケルンFWアントニー・モデスト。『Sky』によれば、かつて大迫勇也ともプレーした彼の発言が物議を醸しているという。
アントニー・モデスト(ケルンFW)
「あぁ、楽しんでいるよ。最も大事なのは、勝点3を手にしたこと。
個人的にも嬉しい。ヨルク・シュマットケのチームを危機に陥れることができたからね。
ここで勝って、ヴォルフスブルクを危機に突き落とすのは最高。人生では2度出会うものだ」
モデストが敵愾心をむき出しにしていたシュマットケはヴォルフスブルクのスポーツディレクター。
彼は2013~2017年までケルンで同職にあり、当時所属していたモデストと衝突している。
モデストが大金で中国に移籍することになった際、シュマットケは彼が虚偽の話をしていると非難。一方、当時のモデストには金を稼ぎたいという気持ちだけでなく、ケルンに残りたい言持ちもあり、ケルン側が残留交渉をしてこなかったとこぼしている。その因縁が移籍の要因になったとか。
そういういきさつもあり、今回の発言につながったようだ。