アーセナルの右サイドバックとして出場を続ける日本代表DF冨安健洋。
その影響を大きく受けたのが、ポルトガル人DFセドリック・ソアレスだ。
昨季まではエクトル・ベジェリンの控えだった彼は、今度は冨安の控えとなり、出場機会はかなり限定されている。ただ、『ESPN』のインタビューでは、こんな話をしていた。
セドリック・ソアレス(アーセナルDF)
「まず第一に、どんなクラブでも2,3人の選手たちがポジションを争う必要がある。
それは完全に普通のことさ。もし、その競争が恐いなら、サッカーをプレーしないほうがいい。
だから、全然大丈夫。エクトルも冨安も…僕は彼らを尊敬しているし、好きだよ。自分は彼ら全員ととてもうまくやっている。
もちろん、自分の思うようにプレーできないことに失望することもある。それは普通だよ。
選手がプレーしていないことに失望していないなら、その選手は自分の仕事を愛していない。
でも、そのせいでトレーニングで悪い態度になる必要はない。違う反応をする選手もいるからね。
『もうやりたくない』って選手もいるだろうけど、自分はそんな態度をとったことは一度もない。これからもしないだろう。
それは自分じゃないし、そんな育ちもしてないからね」
出場機会には恵まれていないものの、ライバル選手たちともうまくやっており、練習で腐ることもないという。
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ちなみに、ソアレスはサウサンプトン時代に吉田麻也とプレーしたこともある。