レアル・マドリーで主役級の活躍を続けているヴィニシウス・ジュニオールだが、ブラジル代表ではまさかの招集外となった。

チッチ監督は、ウィンガーのポジションは3人が争っているが、今回はアントニとラフィーニャの招集を優先したと説明している。

『UOL』によれば、ヴィニシウスは代表落選に大きな不満に感じているという。ただ、それと当時に、指揮官が自分のプレーを評価しておらず、他の選手を好んでいることも分かっているとか。

ヴィニシウスは招集外になったことだけでなく、チッチ監督がラフィーニャについて聞くためにリーズのマルセロ・ビエルサ監督と話していたことや、バルセロナのフィリペ・コウチーニョと連絡をとっていたことにも腹を立てているそう。

というのも、指揮官がヴィニシウスの情報を聞くために、本人やレアル関係者に連絡をしたことは一度もないからだとか。

また、左サイドを得意とするヴィニシウスだが、代表では右ウィングで練習させられることやプレー機会が少ないことを嘆いていたそう(アントニとラフィーニャは右サイドが主戦場)。

彼は10月の代表3試合では27分しかプレーさせてもらえず、レアルに戻った際に「ここがハッピーな場所」とあてつけともとれるメッセージも出していた。

また、9月のチリ戦では左ウィングとして先発するも、周囲の状況に合わせて極端な守備的役割になったため、低パフォーマンスに終わり、前半だけでベンチに下げられた。この時、代表での扱いに対する不満はすでにピークにあったという。今年、ヴィニシウスが先発した代表戦はこの1試合だけだ。

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彼は招集外になったことに大きな不満を抱いているものの、チッチ監督が自分のプレーを好んでいないことはすでに把握しているというが…。

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