今季からローマを率いているジョゼ・モウリーニョ監督。
先日のUEFAカンファレンスリーグでキャリア初の6失点を喫すると、先発した5人を次の試合から除外する懲罰を科した。
指揮官は「許すことは難しかった。ただ、彼らのことを取り戻すつもりだ。彼らと私は終わってはいない」とその理由を語っている。
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そのモウリーニョとケンカ別れになりかけたのが、トッテナムMFタングイ・エンドンベレだ。
スパーズ史上最高額の移籍金で加入するも低調が続いていた彼は当時監督だったモウリーニョから叱責された。「いらない」とベンチ外になったこともあったが、その後、2人の関係は良好なものになったそう。
『Telegraph』のインタビューで本人がこう話したという。
タングイ・エンドンベレ(トッテナムMF)
「僕はファイターだ。常に闘ってきた。自分がここにいる理由は闘ってきたからさ。
サッカーでも人生でも絶対に諦めない」
「(モウリーニョのような)タイプのマネージメントでも僕は問題ない。機能する時もしない時もあるけどね。
僕は自分の扱われ方が気に入らなければ、(監督に)それを言うよ。
最初はモウリーニョとは大変だったのは事実さ。
でも、時間が経つにつれて、僕らはかなり仲良くなったし、関係もかなりうまくいくようになった。
どんな監督だったとしても、僕は扱いが不満なら言うよ。
結局、監督にはそれぞれのやり方がある。(モウリーニョとヌーノは)全く違う人間さ。
モウリーニョはハードなマネージメントスタイルだけど、彼は常にクラブを大事に考えている。
ヌーノは本当にいい人だけど、少し物静かで、あまり人には言わない」