かつてシャルケ04でプレーしていたDFヤニック・カンバが、保険金詐欺の容疑で告発されているという。
ヤニック・カンバは1986年生まれのコンゴ人DFで、かつてシャルケ04のユースでマヌエル・ノイアーのチームメイトだった右サイドバック。
彼自身はトップチームでプレーすることなく2007年に退団し、その後現役を引退。そして2016年1月9日にはコンゴで交通事故に遭って死亡した…と伝えられていた。
しかしながら、2018年に彼はキンシャサのドイツ大使館を訪れて「死亡のニュースはフェイクだった」と語ったそうで、後にルール地方のエネルギー関連会社で働いていることが確認された。
そして、彼は長く行方不明だったことを「何者かに誘拐されていた」と説明していたとのことだった。
しかし、この事件に関連してカンバの妻が生命保険を受け取っていたことが明らかになっており、その額も120万ユーロ(およそ1.6億円)にのぼっていた。
保険会社からは彼らが詐欺を働いたとして告発が行われており、その後裁判所での係争が続いていた。
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カンバとその妻は保険詐欺を行ったことを強く否定している。『antena3』によれば、今回エッセン地域の裁判所でこの事件についての判決が行われるそうだ。