セントジェームズパークで行われたプレミアリーグ第8節ニューカッスル対トッテナム戦。

スタンドのファンが突然昏倒したため、試合は一時中断される事態になった。トッテナムの選手たちは『Sky Sports』の試合後インタビューでその件について説明している。

ハリー・ケイン(トッテナムFW)

「ファンの叫び声のようなものが聞こえた」

セルヒオ・レギロン(トッテナムDF)

「ひとりの男性が倒れているのが見えて、もうひとりの人がこうしていた(心臓マッサージ)。

僕はすごくナーバスになって、主審のところにいってこう言ったんだ。『あれを見て!これではプレーできない』とね。だから、試合は止まったんだ。

主審と副審がそのほうを見た。彼は大丈夫だよね?それが何よりも大事だ。

ファンたちが『止めろ!止めろ!』と言うのを聞いた。それを見た僕は、監督にあの人を見てと伝えた。

彼は倒れていた、具合は悪そうだったし、試合を止めてと」

また、トッテナムMFエリック・ダイアーがベンチに置いてある除細動器をスタンドに持って行けと指示する光景もあったそう。

ケインはそれについて、「僕らはベンチに(除細動器)があるのを知っていた。観客のなかに入ったメディカルスタッフたちがそれを持っていたのかは分からなかったけれど、エリックはそれを言っていたと思う。駆けつけて、持っているかを確認するだけでもね。見るのがショッキングな光景だった。彼の無事を祈るよ」と述べていた。

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スタンドで倒れたファンは緊急搬送されたものの、意識を取り戻しており、現在は安定した状態にあるとのこと。ニューカッスルは心臓マッサージを行ったファンと除細動器による処置を行ったメディカルスタッフへの感謝を表している。なお、試合は2-3でトッテナムが勝利した。

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