12日に行われたワールドカップ2022・アジア最終予選の第4節。日本代表はホームでオーストラリア代表との試合に臨み、2−1で勝利を収めた。

キックオフから8分、南野拓実のクロスボールが右に抜けてきたところを田中碧がシュートに持ち込み、日本代表が先制点を奪取する。

後半にはフルスティッチのフリーキックから同点に追いつかれてしまったが、86分に途中出場の浅野拓磨が放ったシュートでオウンゴールを誘発させ、これが決勝点に。

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すでに2敗を喫したためあとがない状況の日本代表が、ホームで首の皮一枚つなげる重要な3ポイントを獲得した。

キャプテンを務めた吉田麻也は試合後のインタビューで以下のように話し、最低限の結果を得ることができたものの、自分はミスが多かったと悔やんでいた。

吉田麻也

「本当にホッとしてます。最低限の結果です。1−1に追いつかれてから残り20分あったので、十分時間はあると思っていました。

個人的にも散々ロングボールでのミスが多かった。最後になんとか次に繋げられてよかったと思います。

(システムについて)相手のやり方、特徴を消すということ。あとは自分たちが保持できるように、ボールを上手く扱える選手を前に二人置いて、遅攻と速攻を両方やれるようにと意識しました。

オーストラリアとは6ポイントゲーム(6ポイントの価値がある試合)が2つ残っていたので、必ずここを一つ勝って、次に繋げなければいけませんでした。

なんとか首の皮一枚つながっている状況なので、ここで満足しないように。

おそらくオーストラリアとはこのまま…僕らがうまく盛り返せば、3月の最後にアウェイで厳しい試合が待っています。それまでに自分たちがしっかりと勝点を稼げるようにしたいと思います。

今日もロッカールームでは『自分たち、スタッフ、今日来てくださっている皆さん、さらにテレビで見てくださっている皆さんと一緒に戦う』多くの選手が話していました。

引き続きみんなで日本一丸となって戦いたいと思います。このままコロナの状況が好転して、来年1月のホームゲームではより多くのサポーターの方々にスタジアムへ来ていただけたらいいなと思います。そこで声を出せたらもっとベストです。

状況は厳しいままなので、きっちりと勝ち点3を重ねていきたいです。次はアウェイが続いて、移動の距離もかなり長い。疲労もかなり溜まってくるころだと思うので、全員がいいコンディションで、怪我なく次を迎えられるようにしたいと思います」

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