マンチェスター・ユナイテッドのオーナーであるグレイザー・ファミリーが、所有しているクラブの株式をニューヨーク証券取引所で売りに出したようだ。

『Daily Mail』によれば、今回売りに出されたのは950万株で、およそ1億3700万ポンド(およそ208.1億円)相当であるとのこと。

グレイザー・ファミリーは950万株を手放すことになれば、ユナイテッド株の保有率は69%まで減少するという。

なお、この950万株の売却益についてはクラブの経営にまったく関係なく、グレイザー・ファミリーに回るとのことだ。

アメリカ人実業家のマルコム・グレイザー氏、そしてその息子のアヴラム・グレイザー氏らは、2000年代にマンチェスター・ユナイテッドへの出資をスタートし、2005年に過半数の株式を取得した。

マルコム・グレイザー氏は2014年に死去したものの、アヴラム・グレイザーの兄弟であるジョエルとブライアンが経営に参加し、家族でユナイテッドのオーナーを務めている。

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ただ、マンチェスター・ユナイテッドのサポーターからは当初から反対の声が多く、今年は欧州スーパーリーグへの参戦を発表したことによってさらなる反感を買い、多くの抗議活動が行われていた。

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