かつてウィンブルドンやニューカッスル・ユナイテッドで監督を務めたジョー・キニア氏が、重度の認知症を患っているようだ。

選手としてはトッテナム・ホットスパーやブライトンでプレーし、現役引退後に指導者として多くのクラブを率いたキニア氏。

2014年にニューカッスルのジェネラルマネージャーを退任してからは表舞台に出ていなかったが、この6年間は認知症と戦っていたという。

『Telegraph』によれば、キニア氏は2015年に「攻撃的で不機嫌な」行動をとったことから検査を受けたところ、認知症と診断されたそう。

キニア氏の妻

「彼は不機嫌になったり落ち込んだりしていました。そして、特定の状況ではとても攻撃的でした。それはまるでジョーではない人のようでした。

私達は最終的に彼を医者のもとに連れて行き、2015年に血管性認知症と診断されました。それ以降症状は悪化し続けています。

彼は後期段階にあります。人がこのように変わっていくのを見るのは悲痛なことです。彼は人々を愛し、パブを渡り歩き、皆に飲み物をおごって面白い話をするような人物でした」

このところ長期的な頭部への衝撃の影響による認知症の発生は大きな問題となっており、イングランドではヘディング練習が制限されるなどの手段が講じられている。

【写真】武藤嘉紀の新天地、ニューカッスルの「25年間分のホームキット」をまとめて見る

ただもちろんジョー・キニア氏がその影響によって認知症を発症したかどうかは定かではない。

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい