ワールドカップアジア最終予選でオマーンにいきなり敗れた日本代表。ドーハで行われる第2戦では中国と激突する。
その中国も初戦でオーストリアリアに0-3で敗れている。『新浪体育』では、「この日本代表は伝統ほど強くないが、初戦の負けは中国にとって朗報ではなく悪いニュースだ」として、3つの理由を挙げていた。
1つ目は、日本が初戦に負けた大きな理由は相互理解の欠如にあるとの指摘。
南野拓実らが欠場した日本はスピリットが欠けていたが、この5日間で相互理解は深まるため、中国にとって間違いなくいいことではないとしている。
2つ目は、勝利したオマーンは素晴らしいチームであり、守備の堅さとロングカウンターは素晴らしかったという指摘(オマーンのアップセットではないということ)。
昨年からオマーンを指揮するブランコ・イヴァンコヴィッチ監督はかつて中国のクラブを率いた経験があり、どの対戦相手よりも中国を熟知しているとも。
3つ目は、初戦で戦術と選手の特徴が日本にさらされてしまった点。中国は初戦もドーハで戦っているため、移動の点では日本よりも有利としつつ、手の内がバレているという指摘だ。
また、森保一監督はサイド攻撃にこだわっているが、今回の中国はサイドバックの人材を欠いており、明らかな欠点になっているとも指摘している。