元なでしこリーグのサッカー選手で27歳までプレー。その後、男性へと性別を変更した大嶋悠生(ゆう)さんをご存じだろうか?
無事パラリンピックは火曜日夜に開会式を迎えたが、先週埼玉県のパラリンピック聖火ランナーを務め無事その役割を終えた。
大嶋さんはFtMトランスジェンダーといい女性から男性へと性別を変更した。何を思い聖火をもって走ったのだろうか?話を聞いてみた。
忘れていたころに聖火ランナーの連絡が!
――パラリンピックの聖火ランナーおめでとうございます。今回どんな縁で走ることが決まったのでしょうか?
私は東京の生まれですが、サッカーでは埼玉で一番濃い時期を過ごしました。聖火ランナーを公募していることを知り埼玉県で応募しました。
オリンピックが延期になってすっかりどうなったのか忘れていたころに話が決まって余計にびっくりしました。
――元なでしこリーグのサッカー選手ということですが、どのようなサッカーキャリアだったのでしょうか?
サッカーをやっていた兄についていって、幼稚園から地元の少年団でプレーしていました。何十人いるチームの中で女性は私1人でしたが、小学校時代は地域の選抜チームに飛び級で選ばれるなど活躍をしていました。どういうわけか好きな選手は(西ドイツ代表の)リトバルスキーでしたね。