イスラム教原理主義組織のタリバンが実権を握ったアフガニスタン。国を脱出しようとする者が空港で飛行機に捕まり、離陸後に落下してしまう事故が相次いでいる。
『Ariana News』によれば、その中にアフガニスタンのユース代表選手としてプレーしていた人物が含まれていたようだ。
The General Directorate of Physical Education & Sports of Afghanistan confirmed Zaki Anwari, a player from the national youth football team, was among hundreds of young people who tried to leave the country by clinging to a US military plane. Anwari fell and died.#ArianaNews pic.twitter.com/onhcSMFiEu
— Ariana News (@ArianaNews_) August 19, 2021
月曜日に空港から離陸したアメリカの飛行機から落下してしまったのが、アフガニスタンユース代表経験を持っているザキ・アンワリだったという。
今年19歳になる彼はアメリカ空軍のC-17飛行機にしがみついたあと、離陸の際に地面へと落下してしまったそう。
アメリカ軍が遺体を調査した結果、死亡した人物の中にザキ・アンワリが含まれていることが発覚したとのこと。
ザキ・アンワリはアフガニスタンの有名な学校エステクラル高校に通いながらサッカーをプレーしており、よりよい生活を求めてアメリカへの移住を夢見ていたそう。