ミケル・アルテタ監督のもとで復活を目指しているアーセナル。
ピエール・オーバメヤングとアレクサンドル・ラカゼットを欠いた開幕戦では昇格組のブレントフォードにプレミアリーグ初白星を献上してしまった。
かつてアーセナルで活躍した元フランス代表エマニュエル・プティも現状を憂いているようだ。2-0で敗れた試合後に『RMC Sport』の番組でこう話していたそう。
エマニュエル・プティ(元アーセナルMF)
「アーセナルへの興味がだんだんと薄れてきた。次から次に幻滅させられる。
何の感情もわいてこないし、クラブが長年かけて歩んできた道筋も見当たらない。
アーセン・ヴェンゲル時代とその後は継続していた。そのアーセナルのポリシーがあまり見えない。
金の問題ではない、プロファイルの問題だ。
特に守備面での欠陥は何年も指摘されてきた。そこに大失敗がある。
(インテルFWラウタロ・マルティネス獲得の噂があるが)
今のアーセナルに誰が来たい?提供できるのは金だけだ、欧州カップ戦に出ていないからね。
何年も活躍しているチームからは大きく引き離されている。
ヴェンゲル時代はスポーツ性やゲーム性が評価されていたのにね」
今夏アーセナルは5000万ポンド(76億円)でDFベン・ホワイトを獲得したが、彼は空中戦の弱さが指摘されている。
アーセナルは第2節でチェルシーとのダービーマッチを戦う。早くも大一番になりそうだ。