リオネル・メッシの退団に揺れたバルセロナ。ジェラール・ピケが大幅減給に合意したことで、メンフィス・デパイら新戦力をリーグに登録することができた。
そのバルサはレアル・ソシエダとのラ・リーガ開幕戦に4-2で勝利。メッシ不在のなか、4-3-3のシステムを採用した。
膝の手術を受けた守護神マーク=アンドレ・テア・シュテーゲンに代わって、GKはネトを起用。
DFラインは右からセルジーニョ・デスト、エリック・ガルシア、ピケ、ジョルディ・アルバ。
中盤はピボーテにセルジオ・ブスケツ、その前にフレンキー・デヨングとペドリを配置。
そして、前線は右からアントワーヌ・グリーズマン、デパイ、マーティン・ブレイスウェイトの3トップとなった。
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バルサはデパイのフリーキックに合わせてピケのゴールで先制すると、ブレイスウェイトが2点を追加。後半アディショナルタイムにセルジ・ロベルトのゴールで相手を突き放した。
試合後、ロナルト・クーマン監督は「ホームでの開幕戦を勝利で始めることはいつだって大事だ。いいイメージを与えて勝つことが非常に重要。メッシなしの初戦でもあった。あらゆる点で素晴らしい試合だった」とコメント。新加入のデパイとガルシアについては、とてもよかったと賞賛していた。また、2ゴールの活躍を見せたブレイスウェイトについては「プロのお手本」と褒めちぎっている。