ドイツ・ブンデスリーガの盟主として知られるバイエルン・ミュンヘン。しかしながらその経営はスペインやイングランドに比べて堅実であるといわれる。
そして今回『Bild』がバイエルンの内部で定められている給与支払いのポリシーを公開している。
それによれば、年俸2000万ユーロ(およそ25.8億円)を超える選手は例外的なものであり、唯一ロベルト・レヴァンドフスキのみであるとのこと。他はおおよそ4つのグループで分けられているよう。グループ1は1500万ユーロ以上2000万ユーロ未満(およそ19.4~25.8億円)で、そこにはマヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー、そしてルロイ・サネが含まれているそう。
ただ現在契約更新に向けて動いているヨシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ、キングスレイ・コマンについてはこのグループまで引き上げられる可能性があるそう。
グループ2は1000~1500万ユーロ(およそ12.9~19.4億円)の範囲で、現在のヨシュア・キミッヒとキングスレイ・コマン、そしてセルジュ・ニャブリらが該当する。
そしてグループ3は500~1000万ユーロ(およそ6.5~12.9億円)の間。ここにはニクラス・ジューレや現在のレオン・ゴレツカらが入っているそうだ。
さらにグループ4は最大500万ユーロに制限されており、それらはすべてパフォーマンスやクラブにもたらした収益から計算されているようだ。
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オリヴァー・カーンが経営最高責任者を務め、ハサン・サリハミジッチがスポーツディレクターを任されているバイエルン。それでも以前からのポリシーは変えず、給与ルールを遵守していくそう。