かつてイタリア・セリエAで長くプレーしてきたキエーヴォ・ヴェローナが、経営難のために登録を認められなかったとのこと。
キエーヴォは昨季セリエBで8位となり、昇格プレーオフにまで進出。1回戦でヴェネツィアに敗れたものの、好成績でシーズンを終えた。
しかしながらその裏で経営面に困難が連続しており、不正な会計が行われていた疑いが浮上した他、税金の支払いなどが滞っている状態にあった。
そして今回、イタリア・セリエBはキエーヴォの2021-22シーズンへの登録を拒否することになったという。
なお、キエーヴォに残された手段は司法機関に訴えること。新しい証拠や文書を揃え、セリエBを戦える条件が揃っていることを証明しなければならない。
その判決はセリエBのスケジュールが確定する24日までに発行されなければならないと伝えられている。
ただ、キエーヴォは税金の支払いを分割にしてもらったにもかかわらずそれが滞っていたことが明らかになっており、税務当局の印象が非常に悪いとも。
もしそれが認められなかった場合、キエーヴォはプロチームを解散し、アマチュアリーグまで降格しなければならない可能性が高いとのことだ。
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なお、セリエCではカルピ、カゼルターナ、ノヴァーラ、パガネーゼ、サンベネデッテーゼなどが登録を認められず、降格処分に直面しているとのこと。