イタリアに敗れてEURO2020で準優勝に終わったイングランド代表。

PK戦で失敗した3選手に対する人種差別的な投稿が問題になるなか、キャプテンであるハリー・ケインは以下のようなメッセージを出した。

ハリー・ケイン(イングランド代表キャプテン)

「今大会中ずっと素晴らしかった3人の若者は、勇敢にもリスクの高いPKを引き受けた。

彼らはサポートや支援を受けるべきだ、昨晩から受けている悪辣な人種差別的侮辱ではなく。

SNS上で誰かを侮辱するなら、そんな人間はイングランドのファンではない。我々にそんな人間はいらない」

イングランドはマーカス・ラッシュフォード、ジェイドン・サンチョ、ブカヨ・サカがPKを失敗。最後のキッカーになってしまったサカは思わず涙しており、チームメイトたちから慰められていた。

【動画】PK失敗で涙した19歳サカ、仲間に慰められたシーン

サカが所属するアーセナルは「多くの黒人選手に対する人種差別を非難する。ソーシャルメディアや当局は我々の選手たちが日常的に受けている胸糞が悪い侮辱を今すぐ止めさせるように行動を起こさなければいけない」などとの声明を出している。

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