EURO2020の決勝でイングランドを破って優勝を遂げたイタリア代表。母国開催だった1968年以来となる欧州制覇を成し遂げ、優勝トロフィーとともに母国に帰還した。
『Sky』によれば、キャプテンとしてチームを牽引したジョルジョ・キエッリーニはセルジョ・マッタレッラ大統領の前での演説でこう述べていたそう。
ジョルジョ・キエッリーニ（イタリア代表キャプテン）
「EURO優勝をアストーリに捧げたい。彼にも僕たちと一緒にここにいて欲しかった。
ダヴィデはいつも僕らの心のなかにいる。
彼のことを知る人達の心に、彼のことを聞いた若い人達の心にね」
イタリア代表としてもプレーしたDFダヴィデ・アストーリ。フィオレンティーナのキャプテンだった彼は、2018年に心臓発作によって31歳の若さで急死した。
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アストーリの訃報を聞いた際に何度も泣いたというキエッリーニはかつてアズーリでともにプレーした彼にEURO優勝を捧げていたようだ。
また、キエッリーニは「僕らは個人よりも組織を優先する。チームワークがあってこそ、このような名誉ある成果を得ることができた」とチームの結束が優勝の秘訣だとも口にしていたそう。
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