EURO2020はいよいよ本日2日から準々決勝の戦いに突入する。
そうしたなか、今大会も全51試合を完全生中継&ライブ配信しているWOWOWから、大会の番組MCを務める薮宏太さんとスペシャルサポーターを務める知念侑李さんのインタビューが到着したぞ。
※インタビューは6月26日に実施。
――グループステージを終えての感想、とくに印象に残った試合やゴール、選手などについても教えてください。
知念:各国のリーグで結果を残している選手たちがうまく活躍できていなかったりする姿を見て“あの選手でもEUROは特別なのか…”と感じますし、そんな中でもクリスティアーノ・ロナウド(※グループステージで5得点)のように“この人はやるんだなぁ”という選手もいて、“これがEUROなんだ!”というすごさを感じています。
初めて知る選手もたくさんいました。スウェーデンのイーサックとか、こういう選手がこれからのスウェーデンを引っ張っていくんだなと。
薮:ホームでの声援の力を改めて感じました。ドイツvsハンガリーも、ミュンヘンでの試合だからこそ、ゴレツカの同点ゴールが生まれたんじゃないかと思うし、デンマークもコペンハーゲンで試合ができたのがすごく大きかったと思います。イタリアの試合もローマのスタディオ・オリンピコのお客さんと選手が国歌斉唱の時点で一体になっていて熱いなぁと。
知念:グループステージの試合で印象に残っているのはポルトガルvsドイツ。前回王者のポルトガルがあそこまでやられるんだ、と。ポルトガルは先制して、ロナウドが余裕を見せていたのに、それからまさかの4失点…。ポルトガル推しの僕にとっては衝撃の深夜でした(苦笑)。
ゴールとしては、ベルギーのデ・ブライネのデンマーク戦のゴールが印象に残ってます。“横につないで、すごくキレイだな。これは強いわ、ベルギー”と思いました。
薮:僕はチェコのシックのスコットランド戦のロングシュートかな。ハーフウェイライン付近から打って、しかも軌道がストレートじゃなく巻いて入ってるんですよね。なかなかお目にかかれないなと。
試合としてはイングランドvsスコットランドの同国対決ですね。スコットランドの気合いの入りようがカッコよかったです。歴史や選手たちの気持ちに思いを馳せながら見ていました。