EURO2020で優勝候補だったフランス代表の大会敗退が決まった。

大会直前にそのフランスからスペイン代表に鞍替えしたのが、マンチェスター・シティに所属するDFエメリク・ラポルトだ。

フランスのユース代表を歴任した彼はキャプテンまで務めていたが、フル代表では1試合も出場できず。

ディディエ・デシャン監督は彼を代表に招集したことがあったが、怪我によって代表デビューが流れるとその後は2人は疎遠に。

『Guardian』のインタビューで、ラポルトはメッセージを送ったものの、デシャンから返信がなかったと強調したようだ。

エメリク・ラポルト(スペイン代表DF)

「これをまた繰り返したくないけれど、僕はメッセージを送ったけれど、返信がなかった。

(メッセージを送った電話が)ここにあるよ。見せないけれど送った。

彼は番号を変えて、新しい電話にしたのかもね。たぶん、分からないけれど。

でも、僕は以前に彼から連絡があったのと同じ番号に連絡したんだ。で、返信はなかった。

とにかく、起きたこと全てを考えると、自分はフランスにとって何かを知らせなければならないほど重要な存在ではないんだと思った。

彼らにとって僕の重要性は何よりもメディア的なことだった。

自分は常に明確だった。僕を必要としない側ではなく、必要としてくれる側に行くと。

フランスが僕を望まなかったとは言わないよ。でも、自分に“賭けて”くれた人達には感謝している。

スペインはそうしてくれた。その信頼に恩返ししたい」

デシャン側はメッセージを受け取っていないことを示唆しているが、ラポルトは自分は送ったものの相手から返信がなかったと信じているようだ。

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スペインはフランスを撃破したスイスとEURO準々決勝で戦う。

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