ドイツ・ブンデスリーガに復帰したVfLボーフムは、「日本代表FW浅野拓磨を獲得した」と公式発表した。
浅野拓磨は2016年にサンフレッチェ広島からアーセナルへ移籍し、その後ローンでブンデスリーガのシュトゥットガルト、ハノーファー96でプレーした。
アーセナルとの契約が満了になった2019年からはセルビアのパルチザン・ベオグラードに所属していたが、5月には給与未払いなどを理由に退団を宣言し、チームを離れていた。
今季は18ゴール8アシストとかなりの結果を残したものの、退団の際にパルチザン・ベオグラード側が訴訟をちらつかせていたことから去就が心配されていた。
しかし今回ブンデスリーガに昇格したばかりのボーフムが彼の獲得に成功し、経済的にしっかり管理されているドイツに加入することができたようだ。
ボーフムのスポーツディレクターを務めているセバスティアン・シュインジーロルツは以下のように話したという。
セバスティアン・シュインジーロルツ
「浅野拓磨がボーフムを選んでくれたことを嬉しく思う。彼はブンデスリーガとドイツのサッカーを知っている。
攻撃では柔軟に使うことができるし、相手のゴール前で危険な存在になる。日本代表のスケジュールがあったため特別な休暇を与え、7月の初めまで合流を遅らせることにしたよ」