いよいよグループステージも最終節を迎えるサッカー欧州選手権(UEFA EURO 2020)。

ここでは、過去のEUROで印象的だったユニフォームを振り返ってみたい。

今回はイタリア代表のEURO2000モデルをご紹介しよう。EURO初登場となった“ピチユニ”が注目を集めた。

Italy Euro 2000 Kappa Home

決勝戦でフランス代表に敗れ、準優勝に終わった2000年大会。パオロ・マルディーニ、フランチェスコ・トッティ、フィリッポ・インザーギ、アレッサアンドロ・デル・ピエロ、ファビオ・カンナヴァーロといった選手がメンバーに名を連ねた。

伸縮性があり、ボディにピタッと密着するような生地が衝撃的だったユニフォーム。その見た目から“ピチユニ”と呼ばれるようになる。ただし、多くの選手は若干大きめのサイズを着ていたという話もある。

胸には1960年代風のエンブレムを装着していた。パンツはホワイトでソックスはブルーを採用。上から「ブルー、ホワイト、ブルー」の組み合せも60年代のキットと同じだ。