音楽サブスクリプションサービスの「Spotify」を創業したスウェーデンの実業家ダニエル・エク氏が、再びアーセナルの買収に乗り出したようだ。
ダニエル・エク氏は先週アーセナルの買収に向けたオファーを送ったとされ、その額は18億ポンド(およそ2800億円)だったという。
しかしながらその提示はアーセナルを保有しているスタン・クロエンケ氏に拒否され、「お金の問題ではない」とはねのけられたそう。
だが『Mirror』によれば、ダニエル・エク氏はこれで引き下がることはなく、次は20億ポンド(およそ3100億円)でのオファーを送る準備が整っているとのこと。
ダニエル・エク氏は38歳のスウェーデン人実業家で、幼い頃からアーセナルのサポーターであったという。
この入札にはアーセナルの往年のレジェンドであるティエリ・アンリやデニス・ベルカンプ、さらにパトリック・ヴィエラが協力していると伝えられている。
2018年にアーセナルの完全な支配権を獲得したスタン・クロエンケ氏は現在73歳のアメリカ人実業家である。息子のジョッシュもクラブのディレクターを務めており、クロエンケ一家が大きな力を備えている状況だ。
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しかしここしばらくクラブの成績は芳しくない状況が続いており、さらにスーパーリーグ構想に参加したこともあってファンからの反感が極めて高くなっている。