今夏のEUROに出場するロシア代表とウクライナ代表。両国が新ユニフォームをめぐって対立しているようだ。

『Reuters』によれば、ウクライナ代表の新ユニフォームがロシアで怒りを引き起こしているとのこと。

理由はユニフォームに描かれたウクライナの地図にクリミアが含まれていたこと。

2014年にロシアはクリミアをウクライナから併合。ロシア側は自国の一部と見なしているが、国際的にはウクライナの一部として認識されている。その新ユニフォームがこちら。

ユニフォームの胸に地図が描かれている。

また、ユニフォームの首元にはウクライナ語で「Glory to Ukraine」「Glory to the heroes」とのスローガンも入っているが、これはウクライナで公式な軍事的挨拶として使われているフレーズでもあるそう。

ロシアの国会議員は「政治的挑発だ」、「ロシア領土を含んでいるウクライナの地図を示すのは違法」と反発。また、ロシア外務省の広報官もウクライナ代表ユニフォームに刻まれたスローガンは国粋主義的だとSNS上で指摘したとのこと。

【動画】ウクライナの伝説!シェフチェンコ、ミランでのズタズタゴール

今夏のEUROでロシアはグループB、ウクライナはグループCに入っている。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介