マンチェスター・シティとの同国対決を制し、UEFAチャンピオンズリーグ優勝を果たしたチェルシー。

リーグ戦では全得点PKのジョルニーニョがチーム内得点王(7点)になるなど得点力不足に喘いだが、トーマス・トゥヘル監督のもとで守備は鉄壁を誇った。

チェルシーが今季のCL13試合で喫した失点数はわずか4。Optaによれば、これはCLの大会記録だそう。

また、GKエドゥアール・メンディはCL12試合で9度のクリーンシートを達成。これも、CLのシーズン記録だとか。

さらに、チェルシーが今季のCLで相手チームにリードを許した時間はたったの5分!

1-0で敗れたポルトとの準々決勝2ndレグで1分間(後半アディショナルタイム4分に失点)。1-1の引き分けとなったグループステージでのクラスノダール戦で4分間(前半24分に失点し、4分後に同点)。

今季のチェルシーの戦いぶりがよく分かるデータといえそうだ。

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また、トゥヘル監督は今シーズンに名だたる名将たちと対戦してきた。

その相手はジョゼップ・グアルディオラ(3試合)、ジネディーヌ・ジダン(2試合)、ディエゴ・シメオネ(2試合)、ユルゲン・クロップ、ジョゼ・モウリーニョ、カルロ・アンチェロッティ。

『ESPN』によれば、トゥヘル監督はこの名将たちとの対戦で1度たりとも負けず、9勝を挙げたそう。しかも、許した失点はわずか2!

とにかく今季のチェルシーは守備が堅かったのだが、指揮官は攻撃力アップを狙っており、ロメル・ルカクの再獲得を計画しているそう。

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