UEFAチャンピオンズリーグ決勝で激突するチェルシーとマンチェスター・シティ。

両チームで風変りな背番号をつけた選手をとりあげてみる。

チェルシー9番:カリト・ブーラルーズ

オランダ代表でもプレーした守備の人。DFながら9番をつけた理由を本人が明かしている。

カリト・ブーラルーズ(元オランダ代表DF)

「トップチームのストライカーになるのが夢だったから『これなら強制的にできるかも』と思ったよ。

冗談さ、移籍したのが本当にギリギリだったので、リーグ戦はすでに始まっていた。

契約したのはボロ戦の2日前で、試合出場が認められたのは前日。

番号を選ばなくてはいけなかったんだけど、クラブのキットマンが最初に提示したのは9番だった。その次は45番、47番…。

『こんな番号でプレーしたくないな』と思ったので、『OK、9番をくれ』と言ったんだよ」

「試合当日、ホテルで彼(モウリーニョ監督)からなぜ9番にしたのか聞かれた。

47番とか49番でプレーしたくなかったからと伝えて、『分かりますよね?』と聞いたら、『だが、2番も空いてたぞ』と言われてしまった。

『なんてこった』と思ったよ。キットマンが僕を騙したのかもね」

彼と同じように1年でブルーズを去ったシドウェルも守備的MFながら9番を着けた。